#練馬区立美術館 のホームページによれば、 #牧野邦夫 （1925～86年）は、大正末に東京に生まれ、1948年に #東京美術学校 油画科を卒業しますが、戦後の激動期に次々に起こった美術界の新たな潮流に流されることなく、まして団体に属して名利を求めることなどからは遠く身を置いて、ひたすら自己の信ずる絵画世界を追求し続けた画家です。
早稲田出身の小説家 #牧野信一 は、従兄に当たるそうです。
#レンブラント に傾倒し、その迫力のある、写実的な人物画は「絵」という二次元のイメージに留まらず、見る者の情緒を揺さぶり、訴えかけて来るものがあります。
素人の私見ですが、レンブラントのみならず、 #マネ の #美人画 や #シーレ の見る人の心をえぐるような人物画にも重なるものがあります。
飛躍があるかもしれませんが、日本人画家で言うと、#高畠華宵 #蕗谷虹児 #藤井千秋 といった所謂「少女雑誌」の挿絵画家達のイラストに見るような、端正で魅惑的な魅力、現代美術で言うと #会田誠 、日本画の #松井冬子 のような、怪しく、見方によっては危ない香りのする「 #美少女画 」を連想する方もいらっしゃるかもしれません。
構成を要する大規模な絵や、多数の人間が描かれている遠近感のある絵では、背景は #ブリューゲル や #レオナルド・ダ・ヴィンチ 、時には #山口晃 の絵を見ているかのような、不思議な気分にさせられます。
値付けは、内容の希少価値、所有者の維持希望度合い等を鑑み付けておりますので、この価格で購入頂ける方にお願いします。基本単品でのお値下げは行っていないこともあり、過度な値下げ交渉はスルーしますのでご理解ください。
知名度は低いものの、芸術性が高く、圧倒的な画力を誇る牧野画伯のファンの方の手に渡れば嬉しく思います。

会期：1990年5月～1991年4月
主催： #尾道市立美術館
開催場所：#東京新宿小田急ギャラリー #神戸大丸神戸店
出版社：#朝日新聞社
状態：かなり美品かと思いますが、神経質な方は購入をお控えください。

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52cm(26×24×2), 700gゆうパケ310

#千穂夫人 #インパール
解説：#横尾忠則 #高木俊朗

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